なっげぇ

自身の体験に対しての客観的視点を持つために必要なものは、客観的になろうとする努力などではなく、
少々の時間を間に挟むことなのではなかろうか。と思った。
1週間も前のことならば、主観的になろうにも、そのときに思っていたことなんぞ全く覚えていやしない。
つまりそこで初めて客観的な事実を認識することができると言うわけだ。
なんでこんな簡単なこと、思いつかなかったんだろう。阿呆か俺は。

というわけで1週間前にしていたことを書いてみようと思ったのだけれど、
書く書かない以前に1週間前に僕が何をしていたのか全く思い出せないので、以前にやったOFF会のことを書く。

その日は、午後三時に池袋駅いけふくろう前に集合。
という予定だったはずなのだけれど、僕がいけふくろう前に到着したのは1時すぎぐらいだった。
なんか張り切りすぎちゃった人みたいでこんなことを言うのは少し恥ずかしいのだけれど、これも客観的事実であるから仕方ない。
ともかく、2時間近くも前に着いてしまったのだが、当然ながら他の人はまだ来ていなかったので、
この後行く予定だったサンシャイン水族館とやらの場所を確認することにした。一応幹事という体裁だったし。
地図を持っていたのでサンシャインの建物はすぐに見つかったのだが、肝心の水族館がどこにあるのか分からない。
あちこち探してようやくそれらしいものを見つけたと思ったら、水族館の入り口には入場待ちの列ができていた。
正直想定の範囲外の出来事である。水族館がそんなに混むなんて・・・。
しかしまあとりあえず場所は確認できたから、よしとしておくことにした。
まだ時間はたっぷり余っていたので、今度は飲み屋の確認をしに行き、ついでにそこで遅い昼飯を食べた。
食べている途中、「もし俺が海原雄山だったら店主を呼びつけているLv」というフレーズを思いついた。
我ながらなかなか気の利いたフレーズだと思ったので、あとで使ってみようと決意する。

店から出ると、そろそろ集合時間も近くなっていたので、いそいそといけふくろう前に向かう。
4人集ったところで、水族館が予想外に混んでいたこと、6時に2人合流すること、8時に1人合流することを伝えた。
とりあえず、この後どうするかを決めるため、マックで作戦会議をすることに。
マックに行く途中、さっそくA君に「さっき、今日行く飲み屋で飯食ってきたんだけど・・・」という切り出しからあくまでも自然に、
「もし俺が海原雄山だったら店主を呼びつけてるLvだったよ」とつなげてみたら、「はっは・・・ん」と愛想笑いされた。
このフレーズは断固とした決意を持って封印することにした。
マックに到着すると、それぞれが「最近どう?」とか「今日は暑いね」などといった他愛も無い世間話に花を咲かせる。
結局、その後どうするのかという議題についてはほとんど触れることなく、「とりあえず行ってみようや」という結論に落ち着き、一路サンシャインへ。

結局なんだかんだあってサンシャイン内にある、ナンジャタウンに行くことになった。
Kさん曰く「ロハで入れる」ということだったのだが、どう見ても看板に入場料300円と書いてある。
話が違うじゃないかと思ったが、Kさんが受付嬢になんたらかんたらむにゃむにゃと話しかけると、
お金も払っていないのに入場券を貰うことができた。さすがKさん。只者ではない。
ナンジャタウン内にはカオスが満ち溢れていた。どこに何があるのかさっぱりわからない。
特に方向音痴なわけでもない僕でも迷うほどに。
せっかく潜入に成功したのだからというわけで、定番中の定番、お化け屋敷に入ることになった。
特に何が起こるわけでもなくお化け屋敷を抜けると、出口でおみくじのようなものを渡された。
中を見てみると、あなたの渾名は馬ふんです、と書いてあった。いくらなんでもあんまりだと思う。
その後はあっちをみたりこっちにいったり、一言で言ってしまうと迷子になりつつ出口へと向かった。

東急ハンズで余った時間を潰した後に予定通り2人と合流。そのまま封印されしフレーズを持つ飲み屋へ。
さて、ここからが本領発揮のさせどころである。
飲み会が始まると、僕は今までかぶっていた猫をおもむろかつ大胆に脱ぎ捨てた。
そこからの僕は劇団ひとりもかくやと思われるほどのはっちゃけぶりであり、獅子奮迅、八面六臂の大活躍。
となっているはずなのだが、実のところ、内容についてはほとんど覚えていない。
だから、実際には大活躍というほどのなにかをしたわけでも無いものと思われる。
ただ、S君が何度も何度も頑なに「萌えアニメ見ようぜ」と主張し続けていたことだけは覚えている。
昔はそんなことを言う子じゃなかったのに。どこで道を踏み外してしまったのか・・・。
まあそんな感じでさわやかトークなどを嗜みつつ、飲んでいたんだと思う。多分。覚えてないけど。
飲み会をやるといつもそうだ。格段酔っているわけでもないのに、全くといって良いほど記憶がない。
記憶がないのだから書きようも無い。
書きようも無いし、書く気もないのでここは大胆に、会計を済ませて店を出る所まではしょってしまうことにする。
1人当たり3600円。みんながみんな4000円で払おうとするので僕の財布の中から100円玉があっという間に消えてゆく。
それでもまだ足りなかったので、100円玉の代わりに増えた1000円札を崩したときに改めて払ってもらうことになった。
ちなみに余談ではあるが、僕が事あるごとにあと600円あと600円と言い続けるので、みんなにうざがられた。
一応弁解しておくと、僕は別にそんな小銭が欲しかったわけではない。
ただ単純に、女の子に「ウザイ」と言われてみたかっただけである。未知の経験に対するちょっとした知的興味心だ。
結局IさんにしろKさんにしろ最後まで「ウザイ」とは言ってくれなかったが、今になって思い返せば、
こちらを見るときはどことなく蔑んでいるような目をしていたような気もする。

その後の予定は花火でもやろうやという事になっていたので、東急ハンズへ花火を買いに行った。
ハンズの中では、どいつもこいつも好き勝手に散らばって好きなものを物色しにいきやがるので、
誰かはぐれるんじゃないかあいつがいないんじゃないかこいつがいないんじゃないかと、一人ではらはらどきどきしていた。
その上に最後の一人との待ち合わせの時間も近くなってきたので、はやくしろはやくしろとひたすら皆を急かした。
我ながらなかなかのウザさである。そしてそんな中で本当に一人がはぐれてしまった。
彼は誰にも告げずにふらっと店の外へ出てしまうというウルトラC級の技を決めた後、ハンズの出入り口で無事合流した。

もう一度池袋駅に戻り、今度はJRに乗って赤羽駅へ行き、最後の一人と合流。
その後荒川河川敷を目指して歩いていったのだが、途中で道を間違えているという意見が出る。
そんなこんなでぐだぐだと寺だか神社だかに迷い込んだりしつつ、
最終的に道すがらにあったうらびれた公園でいいか、ということになった。
花火の内容については、特筆することは無い。
きっとそれについて書こうとすると、いくらか感傷がまじってしまうと思うから。
そもそも花火という単語それ自身が、もはや感傷の権化といってしまってもいいだろう。
そんなものについて語るなんて、そんな愚かしいまねは僕にはできない。
ただ一つだけ言えるのは、へび花火の美しさは、僕の中のあるかなきかという少量の美意識を刺激するのに
充分なポテンシャルを持っていた。ということである。
あの美しさは至高だ。もし僕が海原雄山だったのならば、きっと満足げにうなずいていたことだろう。

花火を全部消費し終えた頃には、もう11時を回っていた。
当然のごとく、品川発三崎口行きの終電はなくなっていたので、最後に合流したK君の家に泊めてもらうことにした。
そこから先は、まあいいだろう。そんなとこまで書いていたらいつまでたっても終わらない。
とりあえず河村君は、なかなか振り向いてくれない彼女に対する恋愛感情を他人にぶちまけるのはやめるべきだと思うぞ。
僕にしたところで、「好きにしろよ」としか。
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by syunsukea | 2007-09-12 04:21
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